こことあるシリーズ2014ピノ・ノワール
憧れのピノ・ノワール。ワイン造りに携わる者はこの葡萄を栽培し、ワインにしてみたいと一度は思う品種です。しかし日本でほんとうに満足できる葡萄そしてワインができるのか?ずっと疑問でした。この葡萄に出会うまでは。
余市の木村農園の木村忠さんは二十数年も前からピノ・ノワールを栽培しています。栽培の難しいこの品種を周りの農家がやめていくなか、余市におけるこの品種の良さを信じて木村さんは栽培し続けてきました。
「こことあるシリーズ 2014ピノ・ノワール」は余市の新しい畑の最初のリリースになります。木村さんの葡萄畑で、すこやかに育ったピノ・ノワールを、1961年ニューヨーク生まれの醸造家ブルース・ガットラヴが、北海道岩見沢で野生酵母で醗酵させました。
2014年は夏の後半を通して暖かい気候が続き、葡萄は適切な成熟を容易に得ることができ、深みと芳香がある素晴らしいヴィンテージとなりました。日本のピノ・ノワールの可能性を広げるようなできばえです。(醸造:10R)
こことあるシリーズは自然の味わいを生かした適地適品種のワインです。 ココ・ファーム・ワイナリー(栃木県足利市)からお届けいたします。