こころみシリーズ”可能な限りベストなワインを作ろうという私たちの新しい試みです。異なる畑の様々なブドウを使用したこの限定発売プログラム。この私たちの“試み”をぜひお試しください。
北海道余市で栽培されるミュラートゥルガウと岩見沢で栽培されるシルヴァーナからできるワインはしっかりとした酸味を持ちます。このおいしい酸を活かして、スパークリングワインを造ったらおもしろいのではないかと思い、スパークリングワインにしました。(良いスパークリングワインにはしっかりとしたおいしい酸味が必要不可欠です。)どちらの品種ともその熟成のピークで別々に収穫され、房のまま圧搾機に入れられます。房を丁寧に搾り、豊かで力強くなめらかな「フリーラン」の果汁だけを取り出します。そして品種の個性を活かす為、ステンレスタンクの中で発酵がおこなわれます。
最終的なブレンドが決定されます。そして二次発酵のための砂糖と専用の酵母を加え、シャンパーニュ方式の「瓶内二次発酵」を行うためすばやく瓶詰めされます。この二次発酵によってワインは複雑さを増し、スパークリングワインが発泡するためのデリケートな泡が生れるのです。発酵終了後も、さらなる香りの複雑さと口当たりの厚み引き出すため、ワインを酵母の澱と接触させながら3年間熟成を続けます。(フランス語で「ティラージュ」の過程)
ワインが瓶内熟成で最高の状態になったとき、ワインの口抜きによって澱を取り除き、シャンパーニュ・ コルクを丁寧に打栓します。
仕上がるワインは、スパークリングワインです。